F1が好きという方も多いですが、名前を聞いたことはあるけど詳しくは知らないという方もいます。今回はF1 についての解説と観戦する時のポイントを中心に紹介していきます。F1は正式名称をFormula1といい、Formulaとは自動車レースの規格のことをいいます。1947年に国際自動車連盟によって制定され、このF1 規定で開催される世界選手権レースがF1グランプリで、現在では年間16~19戦行われています。また、チャンピオンシップというレースもあり、ドライバーに対して行われる『ドライバーズチャンピオン』とチーム製造者に対して行われる『コンストラクターズチャンピオン』の2つがあります。チームには、世界でも有名な自動車メーカーが揃っていて、日本の自動車メーカーもF1マシンを開発しています。
F1観戦に行く時に準備するものとは
F1のレースは世界中で行われていますが、初心者の方にはまず、日本でのF1観戦をおすすめします。日本では、秋に三重県の鈴鹿サーキットで『日本グランプリ』が行われています。過去には、静岡の富士スピードハイウェイや岡山のTIサーキット英田でも開催されたことがあります。レース観戦するには、まずチケットを購入しなくてはいけません。人気のエリアは販売開始直後に完売してしまうこともあるので、F1観戦の予定が決まったらなるべく早めにチケットを購入した方がいいでしょう。遠方から行く場合はチケットが取れたら次にホテル探しをしなくてはなりません。ホテル探しも難易度が高いので、毎日宿泊サイトを見て空きがないかチェックしましょう。観戦の時の持ち物は、観戦する場所によってはクッションやいす、デジカメ、日焼け止め、帽子、雨が降っている場合は折り畳み傘や、濡れたものを入れる袋、タオルなどを用意しておくと安心です。
F1観戦を楽しむためのポイント
F1レース観戦にどのような服装で行ったらいいか迷う方も多いと思いますが、基本的に動きやすい服装を心がけていれば大丈夫です。サーキット内は徒歩移動になるので、スニーカーなどの長く歩いても足が疲れない履きなれた靴がおすすめです。晴天の場合は暑いことが予想されるので、変色しそうなアクセサリーは外しておき、日焼け防止に長袖シャツや薄手のパーカーといった羽織りがあると尚いいでしょう。初心者の方が観戦する場合は、まず応援するチームやマシンを決めておきます。自分の好みのマシンやヘルメットを被ったドライバーなどで選ぶといいでしょう。レースの見どころはスタート地点とカーブ地点で、独特の緊張感が漂う中からのスタートなので観客側もスリルを味わえます。また、カーブ地点では、マシン同士がせめぎ合い、ぶつかり合ったりもするので迫力があります。F1はテレビで観戦してもおもしろいのですが、現地で観たほうが数倍楽しめます。